QRコードをつくる

背景

ビットコインを始めとする仮想通貨(暗号通貨)を安全に保管するのは難しい。取引所に預けておいても、ハッキングされて盗まれてしまう。自分のコンピュータに保管しても、クラッシュすると取り出せなくなる。USBタイプのような小型の記憶装置に保管しても、数十年の長期保存は不安がある。もしかしたらそのコールドウォレットはハッキングされているかもしれない。

ペーパーウォレットとして、暗号鍵を示すQRコードを紙に印刷して、金庫に保管するのはどうだろう。オフラインだからハッキングの心配はないし、紙はクラッシュしない。きちんとした紙とインクを選べば、メモリが揮発する心配も少ない。ウイルスが仕掛けられていることもない。軽くて小さいので地震津波の時にすぐに持ち出して逃げる事ができる。

しかし紙のQRコードにも問題はある。燃えてしまうし、濡れてインクがにじむと読めなくなってしまう。そして最も心配なのは、何も知らない家族がゴミだと思って捨ててしまう事だ。

「ママ、あの紙どこにやったの?」

「あの紙って何よ。ゴミなら捨てたわよ、片付けしなさいって言ってたのに全然やらないから、、」

火や水に強く、家族にゴミだと間違われないペーパーウォレットとして強いQRコードを自分でつくろう。自分でつくって秘密の場所に保管しておけばきっと安心だ。

QRコードを作る

まずは自分のウォレットの暗号鍵を紙に印刷する。

そして板にQRコードを書き写す。 

 ちゃんと読み込めるかテストしてみる。

白と黒の 1cm角のタイルを購入する。

 タイルを並べる。

 並べたタイルを大きなタイルに貼り付ける。

おもりを載せて硬化するまで待つ。

完成を楽しむ。

崩壊する。

 現代アートとして開き直る。

 こどものおもちゃになる。

まとめ

白と黒のタイルを並べてQRコードを作ってみたら、あっさり崩壊したので、この方法はおすすめしません。次はタイルではなく石で挑戦したいと思います。なお、このQRコードは当ブログのアドレスです。読み込んでもビットコインは出てきません。 

 

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